東京出入国在留管理局とは|品川庁舎の建物・アクセスを解説

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在留資格の申請、更新、変更、永住許可申請、在留資格認定証明書交付申請などで、東京出入国在留管理局を訪れる方は少なくありません。

一般には「東京入管」「品川入管」「入管」などと呼ばれることも多いですが、現在の正式名称は東京出入国在留管理局です。

初めて東京入管に行く方にとっては、場所や雰囲気が分からず不安に感じることもあると思います。

そこで、今回は、実際に東京出入国在留管理局の品川庁舎を訪問した際の写真を交えながら、品川庁舎がどのような建物なのか、品川駅からどのように行けばよいのか、館内にはどのような窓口や設備があるのか等を整理してご説明します。

この記事が、初めて庁舎を訪問する方にとりご参考になり、来庁前のイメージづくりに役立てば幸いです。


*東京出入国在留管理局・品川庁舎の外観。品川駅からバスで向かうと、大きな庁舎が見えてきます。

東京出入国在留管理局の所在地

東京出入国在留管理局の品川庁舎は、東京都港区港南5丁目5番30号にあります。

「品川入管」と呼ばれることも多いようですが、所在地としては品川区ではなく、東京都港区港南です。品川駅から徒歩で行くにはやや距離があり、実際には品川駅港南口から都営バスを利用する方が多い場所です。

東京出入国在留管理局は、東京都を中心に広い地域の在留関係手続を扱う大きな官署です。居住地や申請内容によっては、支局や出張所で手続を行う場合もあります。実際に申請へ行く場合には、自分の住所地や手続内容をもとに、管轄や受付窓口を事前に確認しておくことが大切です。

現在の品川庁舎はいつから使われているのか

現在の東京出入国在留管理局の品川庁舎は、平成15年、つまり2003年2月から新庁舎として業務を開始した建物です。

建物の概要としては、敷地面積約9,927㎡、延床面積約36,115㎡、地下1階・地上12階、最高部高さ約58mとされています。実際に外から見ると、かなり大きな官庁施設であり、初めて訪れる方には少し圧倒されるかもしれません。

現在の名称は「東京出入国在留管理局」ですが、以前は「東京入国管理局」という名称でした。平成31年4月1日に、入国管理局が出入国在留管理庁となり、地方入国管理局も地方出入国在留管理局に改組されたため、現在の名称になっています。


* 庁舎前の銘板。「東京出入国在留管理局」の文字が確認できます。

現在の品川庁舎ができる前の東京入管

現在の品川庁舎ができる前の東京入管の所在地は、少し複雑な経緯があります。

公表資料によると、東京入国管理局は、昭和60年7月に港区港南の旧庁舎から大手町合同庁舎第一号館へ移転した時期がありました。また、平成2年12月には、東京都北区西が丘にあった旧東京地方検察庁第二庁舎に、東京入国管理局第二庁舎が開設されています。

その後、平成15年2月から、現在の港区港南5丁目の新庁舎で業務が開始されました。

つまり、現在の品川庁舎は、もともと分かれていた機能を大きな庁舎に集約し、多くの在留関係手続を扱うために整備された建物と言えます。

品川駅から東京入管へ行く方法

東京出入国在留管理局へ行く場合、最も一般的で分かりやすいのは、JR品川駅港南口から都営バスを利用する方法です。

公式案内では、JR品川駅港南口から都バスで約13分、「東京出入国在留管理局前」下車とされています。

JR品川駅前にあるバス停の場所ですが、先ず改札を出た後、港南口方面へまっすぐ歩いてゆきます。
広い通路を抜けた先にエスカレーターがあるので、そのエスカレーターを使い、下の地上階へ降ります。地上階へ降りたら、すぐに右側にUターンするような形で、駅方向に少し戻るように20mから30mほど歩くと、24番のバス乗り場が見えてきます。

この24番乗り場から、品99系統の「品川埠頭循環」または「東京出入国在留管理局前行」に乗車します。

初めて行く方は、「本当にこのバスでよいのか」「どこで降りればよいのか」と不安になるかもしれません。しかし、降りるバス停の名前はそのまま**「東京出入国在留管理局前」**ですので、比較的分かりやすいです。

品川駅から東京入管までのバス停の順番

品川駅港南口から東京出入国在留管理局前へ向かう場合、主なバス停の順番は次のとおりです。

  1. 品川駅港南口
  2. 港南中学校前
  3. 港南四丁目
  4. 港南大橋
  5. 港南大橋東詰
  6. 東京出入国在留管理局前

時期や運行経路の変更により、細かな表示が変わる可能性はありますが、品川駅港南口から乗る場合には、「東京出入国在留管理局前」で下車すれば大丈夫です。

一つ前の「港南大橋東詰」あたりに近づく頃には、東京入管の大きな建物が見えてきます。建物が見え始めると、次が東京入管のバス停だと分かりやすいですし、大体どの時間帯でもここで降りる乗客も多いので、初めて訪問される方にも分かりやすいと覆いますので、あまり心配する必要はありません。

バス停を降りると、目の前が東京出入国在留管理局です。庁舎の入口案内に従い、「在留申請者出入口」から入ります。


* 東京出入国在留管理局の在留申請者出入口。各種在留手続で多くの方が利用します。

帰りは反対側のバス停から品川駅へ

東京入管から品川駅へ戻る場合は、来たときとは反対方向のバスに乗ります。

庁舎を出たら、道路を挟んだ反対側に品川駅港南口方面へ戻るバス停があります。庁舎まえの横断歩道を渡ってすぐの場所ですので、場所はすぐに分かると思います。

帰りのバスも時間帯によって混雑することがあります。私が訪問した際も、少し混んでいたため、あえて1台見送り、次のバスに乗るようにしました。そうすると、先頭に近い位置で乗ることができ、座って品川駅まで戻ることができました。

急いでいない場合には、混雑したバスに無理に乗らず、1本待つという選択もあります。品川駅へ戻るだけであれば、バスの本数も比較的多いため、少し待つことで移動が楽になることもあります。

天王洲アイル駅から歩く方法について

東京出入国在留管理局の公式案内では、東京モノレールの天王洲アイル駅南口、またはりんかい線の天王洲アイル駅A出口から徒歩15分とされています。

距離的には品川駅からよりも、天王洲アイル駅からの方が近いようです。ただし、実際に地図アプリなどで経路を調べると、歩く速度や選択されるルートによっては、20分以上、場合によっては25分前後と表示されることもあります。私自身は、天王洲アイル駅から実際に歩いたことがないため、体感としてどの程度かまでは確認できていません。

そのため、初めて東京入管へ行く方には、やはり品川駅港南口から都営バスを利用する方法が分かりやすいですし、楽だと思います。品川駅からのバスは本数も多く、日中でも比較的利用しやすい印象です。

車で行く場合の注意

東京出入国在留管理局の品川庁舎には駐車場がありますが、公式案内でも、駐車場には限りがあるため自家用車での来庁は控えるよう案内されています。

また、庁舎周辺は港湾・物流関係の車両も多い地域です。近隣での無断駐車や路上駐車は当然避けるべきです。

特別な事情がない限り、品川駅からバスを利用するのが無難です。

品川庁舎の主なフロア

東京出入国在留管理局の品川庁舎は、在留資格に関するさまざまな手続を扱う大きな庁舎です。

1階には、外国人在留総合インフォメーションセンター、在留資格認定証明書交付申請に関する窓口、コンビニエンスストア、証明写真機などがあります。

2階には、在留期間更新許可申請、在留資格変更許可申請、永住許可申請、在留カードの交付、各種相談窓口など、多くの方が利用する窓口が集まっています。

就労系の在留資格に関する相談窓口は、2階のW1・W2カウンターが関係することがあります。特定技能関係はW3カウンター、留学関係はSカウンター、永住や日本人配偶者等に関するものはPカウンターなど、手続の種類によって窓口が分かれています。

窓口の配置や運用は変更される可能性があります。実際に来庁する場合には、通知書や受付票、庁舎内の案内表示、職員の案内に従ってください。

館内の雰囲気

最近は在留申請オンラインシステムの利用が広がっており、以前に比べれば、行政書士が申請のためだけに東京入管へ足を運ぶ機会は減っていると聞きます。

しかし、すべての手続がオンラインで完結するわけではありません。また、理由確認、窓口での相談、書類の確認、オンライン申請に対応していない手続、その他個別対応が必要な場面では、現在でも東京入管に足を運ぶ必要があります。

また、外国人本人についても、オンライン申請を利用できる場合はありますが、在留資格や申請の種類、本人の状況、利用環境によっては、窓口申請を選ぶ方も多いと思われます。オンライン申請があるからといって、東京入管の窓口が不要になるわけではありません。

そのような事もあり、東京入管の館内では、在留資格に関する申請や手続、あるいは相談に来ている多くの外国人の方の他に、企業の担当者、学校関係者、家族で来ている方など、多様な来館者をお見かけします。そして、行政書士の先生方も忙しそうに動かれている様子が目に入ります。

訪問する方のご事情やお立場はそれぞれですが、やはり、皆さんの生活、人生がかかった場所であるだけ、ここを訪れる方全員が真剣ですし、とても活気に満ち溢れた場所だと、私は感じています。

館内にコンビニはあるのか

品川庁舎の1階には、コンビニエンスストアがあります。軽食や飲み物を購入できるため、待ち時間が長くなった場合には便利です。

また、証明写真機もありますので、写真を用意し忘れた場合や、写真の規格に不安がある場合に利用できることがあります。ただし、申請用写真にはサイズや撮影時期などのルールがありますので、できれば事前に準備しておく方が安心です。

コンビニでは、収入印紙、コピー、封筒など、入管手続で必要になることがあるものを準備できる場合もあります。ただし、店舗の取扱いは変更される可能性がありますので、必要なものはできるだけ事前に用意しておくことをおすすめします。

館内で食事はできるのか

館内にはコンビニがありますので、飲み物や軽食を買うことはできます。

一方で、庁舎内は多くの来庁者が手続のために利用する場所です。窓口周辺や待合スペースでの飲食は、周囲の迷惑にならないよう十分注意する必要があります。現地の掲示や職員の指示に従い、館内では節度を持って行動することが大切です。

東京入管の周辺は港湾・物流関係の施設が多いエリアで、一般的な駅前のように飲食店が並んでいる場所ではありません。本格的に食事を済ませたい場合には、品川駅周辺や天王洲アイル周辺まで戻る方が選択肢は多いです。

館内での注意事項

東京出入国在留管理局は、在留資格や出入国管理に関する公的な手続を行う官署です。館内では、周囲の方のプライバシーや職員の業務に配慮する必要があります。

館内での写真撮影は禁止されています。今回の記事に使用している写真も、建物外観、銘板、入口など、屋外で撮影したものに限っています。館内での撮影、録音、通話、飲食、長時間の場所取りなどについては、現地の掲示や職員の指示に従ってください。

また、窓口で質問する際には、受付票、通知書、申請書の控え、本人確認書類などをすぐ出せるようにしておくとスムーズです。

東京入管は混雑するのか

東京出入国在留管理局は、全国の中でも利用者が多い入管の一つです。

時期や曜日、時間帯によっては非常に混雑し、座る場所もないほど混み合うことがあると聞いています。特に、年度替わり、卒業・入学・就職の時期、在留期限が集中しやすい時期などは、混雑しやすいと考えておいた方がよいでしょう。

来庁する場合には、時間に余裕を持って行くことが重要です。受付時間内に到着すればよいという考えではなく、書類確認、番号札の取得、待ち時間、追加確認の可能性も考えて行動した方が安心です。

また、申請内容によっては、1階と2階を行き来することもあります。必要書類や収入印紙、証明写真、コピーなどに不備があると、さらに時間がかかることがあります。できるだけ事前準備を整えてから行くことをおすすめします。

初めて行く方へ

初めて東京出入国在留管理局へ行く方にとっては、どのような場所なのか分からず、不安に感じることもあると思います。

しかし、品川駅からのバスアクセスは整っており、バス停を降りれば目の前が庁舎です。建物も比較的大きく分かりやすいため、一度行けば次回以降は迷いにくい場所だと思います。

まとめ

東京入管は、多くの外国人の在留資格や生活、企業の外国人雇用に関わる重要な手続を扱う場所です。来庁する際には、必要書類を整え、時間に余裕を持ち、落ち着いて行動することが大切です。必要書類をしっかり準備し、時間に余裕を持って訪問すれば、落ち着いて手続を進めることができます。

オンライン申請が普及してきた現在でも、窓口での申請、相談、結果交付、理由確認、個別対応など、東京入管に足を運ぶ必要がある場面は残っています。

在留資格に関する手続は、申請内容や個別事情によって必要書類や対応方法が異なります。不安がある場合には、事前に専門家へ相談し、準備を整えてから来庁することをおすすめします。